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『感染管理で最近つくづく思うこと』
 
 感染管理の仕事のお陰で、北海道から沖縄は石垣島まで全国津々浦々行脚し、人生の肥やしとなる様々な経験をさせてもらったことは、私の人生にとりましてかけがえのない財産となっています。
 このような仕事をしていなければ、医療従事者であっても全国の本当に多くの方々とも一生涯お会いすることもなく過ごしていただろうなと思うと、人と人の出会いは本当に不思議だなと感慨深いものがあります。
 この人の出会いが切欠で、仕事でもプライベートでも随分救われましたし、私も他の人に対してできる限り手を差し伸べてきたつもりです。
 また、人の温かみや親切に感動した時などは、自分自身も人に対してこうあらねばと反省したこともあれば、また、人を誹謗中傷することや権限・権力を振りかざす人をみた時などは、自分自身は絶対にそのような人になるまいと心に強く言い聞かせたこともあり、良くも悪くも人との出会いは色々と人生勉強をさせてくれました。
 人は出会った時の印象を深く心に刻み込み、最初の心地良い印象は時間と共に色あせることはあっても決して忘れるものではありません。
 人から敬われるようになり人の心を忘れ去り横柄になったり、横暴になったりした方を最近何人も見かけ、とても残念な思いをしたのは私だけでしょうか。
 社会的地位や権力・権限を得た人こそ、人間が本来持ちあわせている人を労わる心と、思いやる心を忘れることなく、それを十二分に示してほしいものです。
 決して自分が一人で生きているのではなく、必要に応じて生かされているのだと肝に銘じ、人に対して優しい心根を忘れてはいけません。
 感染管理の領域でも、知識ばかりにとらわれのではなく、このような心の持ち主の方が立ち振る舞いも含めて、是非この世界をリードしていってほしいものだと最近つくづく思います。
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